済生会は、明治天皇が「生活苦で医療を受けることができずに困っている人たちを施薬救療によって救おう」と済生勅語を発せられ、明治44年(1911年)に設立しました。
100年以上にわたる活動から次の三つの目標を掲げています。
生活困窮者を済 (すく)う
医療で地域の生(いのち)を守る
医療と福祉、会を挙げて切れ目のないサービスを提供する
当院開院前の茨城県北西部地域は、県内で唯一中核的な病院が存在しない地域でした。
2004年当時 大宮町長、常陸太田市長、桂村長、御前山村長、瓜連町長、山方町長、美和村長、緒川村長、金砂郷町長、水府村長、里美村長、大子町長からなる総合病院誘致期成同盟と、茨城県、済生会が、地域住民に良質で安心・信頼される医療の提供ができる地域中核病院の計画を進め2006年7月3日に当院が開院しました。
救急医療の充実が、当院に課せられた大きな使命の一つです。医師の減少とともに減っていた救急搬送受入状況も、増加傾向で、2018年度は年間1438台の救急車の受け入れを行い、これまでの最大の実績となりました。
「患者中心の医療」「安全で質の高い医療」「地域に開かれた病院」を基本理念とし、
「患者・家族・地域にやさしい病院」
「地域づくりに貢献する病院」
「職員が誇りに思える病院」を合言葉に
地域から信頼される病院をめざし 皆さんが安心して暮らせるよう職員一丸となってこの地域の医療に貢献する所存です。今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。
病院長 小島 正幸
院長経歴
- 出身校:自治医科大学
- 茨城県立中央病院にて初期研修
- 利根町診療所
- 小川町国保中央病院
- 友部国保病院
- 自治医科大学 消化器一般外科入局
- 日立製作所日立総合病院
- University of Pittsburgh
- Department of pathology
- 小山市民病院
- 常陸大宮済生会病院
- 2006年4月診療部長
- 2009年4月副院長
- 2018年4月病院長